CORESERVER というレンタルサーバーで WordPress を利用していると、そのサイトに定期的に接続できなくなります。
そのとき、サーバーの障害を疑いますが、同一レンタルサーバー上の他のサイトが動作しているときは、データベーステーブルの最適化で回復します。
CORESERVER 上で WordPress を運用していると、 MySQL のオーバーヘッドがある程度の量になるとアクセスができなくなるようです。
他のレンタルサーバーではこのような現象に遭遇したことがありませんので多分 CORESERVER 特有の現象のように思えます。
phpMyAdmin を使い、トラブルの都度最適化を行ってきましたが、何か良い手段が無いか探してみました。
プラグイン WP-DBmanager、データベースのバックアップと最適化ができるそうです。
これで、週一回のDBバックアップ&メールでファイル送信、3日毎にDB最適化、2週毎にDB修復を行ってくれるようです。(全てデフォルト値、それぞれ変更可能)
WP-DBmanager インストールのポイント
1.プラグインを有効化すると、『警告"Your backup folder MIGHT be visible to the public"が表示されました。』が表示される。
DBバックアップフォルダの wp-content/backup-db が誰でもアクセス可能な状態ある警告。
wp-content/plugins/wp-dbmanager/htaccess.txt を .htaccess にリネームして wp-content/backup-db に移動しろと言っているので、それを実行しようとすると、FTP で wp-content/backup-db が開けない。
これは backup-db の"所有者"と"グループ"が"apache"だから。
所有者変更は面倒なのでFTPで backup-db を削除して、再度 FTP で backup-db を作成し、パーミッション707、書込み可能に変更する。
その後、先ほどの .htaccess を移動する。
2.Database > Backup DB 画面のエラー
DB Options の設定が必要。
coreserver は以下を設定する
"Path To mysqldump:"
/usr/local/mysql/bin/mysqldump
"Path To mysql:"
/usr/local/mysql/bin/mysql
この設定後も画面上に"which: no mysql in…"と表示されますが、問題無いようなので気にしない。
3.DBバックアップファイルが0バイト
WP-DBmanager はセーフモードでは動かない、で coreserver の php はセーフモードで動作しているから。
admin.php をCGIで動作させる為、wp-admin下に、.htaccessを設置する。
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<files admin.php> AddHandler application/x-httpd-phpcgi .php </files> |
4.日本語化
日本語化ができる。
WP-DBManager 日本語版 から「WP-DBManager[v2.20] 日本語版」をダウンロードし、その中の wp-dbmanager-ja.mo 、 wp-dbmanager-ja.po をプラグイン WP-DBManager のルートにコピーする。